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Our Voice九大工学のヒト

見えない原子・電子の世界を読み解き、新しい材料の可能性を探る

大学院総合理工学研究院 材料デバイス先端解析部門辻 雄太 教授

研究について教えてください。

私の研究では、量子力学に基づく理論計算を用いて、材料や分子の性質を原子・電子レベルから調べています。特に、水を電気分解して水素をつくるための触媒材料に注目し、複数の金属を組み合わせた新しい酸化物材料の可能性を探っています。最近は機械学習やデータサイエンスなどの情報科学的手法も取り入れ、効率よく高性能な材料を見つける研究を進めています。このような研究を通して、持続可能なエネルギー社会への貢献を目指しています。

 

受験生へのメッセージ

大学での学びは、答えを覚えるだけでなく、自分で問いを見つけ、考え続けることで広がっていきます。研究では、すぐに答えが見つからない問題に向き合うことも多いですが、その過程で新しい見方や発見に出会えます。理工系には、化学、物理、数学、情報など多様な入り口があり、学びを深める中で自分に合ったテーマが少しずつ見えてきます。他人と比べすぎず、自分の興味や「知りたい」という気持ちを大切にしてほしいと思います。

 

プロフィール

辻 雄太 教授

九州大学大学院工学府物質創造工学専攻博士課程修了。米国コーネル大学化学科博士研究員、九州大学先導物質化学研究所特任助教、九州大学分子システムデバイス国際リーダー教育センター助教、九州大学先導物質化学研究所助教、九州大学大学院総合理工学研究院准教授を経て、2026年より現職。

計算科学とデータ科学を組み合わせた材料研究