Department Overview 専攻概要
共同資源工学専攻では、地球の資源と環境を理解するための専門知識と、幅広い工学的素養を身につけるために、エネルギー・鉱物資源の探査から開発・利用に関する種々の講義・実験・演習が用意されています。
さらに、共同資源工学専攻では、単に両校の既存のカリキュラムを合体させたものではなく、21 世紀の資源系人材の育成にふさわしい新しい教育プログラムです。
すなわち、(1)国際性、(2)資源の流れを俯瞰できる能力、(3)デザイン・マネジメント能力の3 点でより優れた人材を養成することを目指します。また、JICA が推進する「資源の絆プログラム」と連動して(4)日本の資源系人材と資源国からの留学生の絆を強くすることも重要な課題です。
これら4 項目に対応して、共同資源工学専攻では、国際性を高める「国際フィールド調査」、俯瞰力を高める「大学院エクスチェンジセミナー」、デザイン・マネジメント能力を高める「資源マネジメント特別セミナー」、日本と資源国の絆を強くする「国際人材交流セミナー」を柱とした教育プログラムが用意されています。

Educational Aims 教育目標
共同資源工学専攻は、九州大学大学院工学府と北海道大学大学院工学院が共同して構成する大学院共同教育課程であり、双方の大学のリソースを最大限活用して、資源工学に関する高度な専門的知識に加え、国際性、地質・探査・採鉱・選鉱・製錬・環境保全などの個別分野における専門性、ならびに資源の流れ全体を俯瞰して、技術的な制約はもとより、政治・経済的、さらには広範囲な環境破壊の防止などの制約条件も考慮してプロセス全体をデザイン・マネジメントできる高度な能力を有する人材を養成することを目標としています。
共同資源工学専攻は、これまで資源工学の分野で実績を上げてきた2つの大学が共同して教育・研究を行う新しい形の教育課程です。


Policy 専攻ポリシー
アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)
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アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)
資源工学に関する広範な知識に加えて、政治・経済などの制約条件を考慮できる能力や高い国際性を兼ね備えたエキスパート育成を目的とすることから、入学者に求める資質は次に示すとおりとしています。
1.資源工学に関する基礎知識を持っていること。
2.高い国際的なコミュニケーション能力を持っていること。
3.将来、エキスパートとして資源分野を牽引する気概を持っていること。
カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)
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カリキュラムポリシー
共同資源工学専攻の学修目標を達成するため、「主体的な学び・協働・表現能力」、「知識・理解」、「適用・分析」、「評価・創造」、「実践」を培うことを主眼とした各科目が設けられています。
特に本専攻の特色として、海外の企業・大学等に滞在して国際性を高める「国際フィールド調査」、九州大学・北海道大学のそれぞれが連携大学の学生に開講する「大学院エクスチェンジセミナー」、デザイン・マネジメント能力を高める「資源マネージメントⅠ・Ⅱ」、様々な国や地域の社会システム、文化ならびに歴史等を相互に理解し合った上で、資源・環境に関して議論を深める「国際人材交流セミナー」が開講されます。
並行して本専攻を構成する研究室の1つに所属し、指導教員の指導を受けながら研究に取り組み、その成果を学位論文にまとめます。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
Education and Research Fields 教育・研究分野
共同資源工学専攻の教育研究分野は、地球資源・環境に関する様々な分野で構成されます。本専攻の研究室は、以下のとおりです。
応用地質学
金鉱床、希土類資源、火山、環境、年代測定、フィールド科学
物理探査学
電気探査、電磁探査、弾性波探査、ジオトモグラフィ、地中レーダ、 地下資源探査、遺跡探査、不発弾探査、貯留層・地震断層・火山のモニタリング
地球熱システム学
在来・次世代地熱資源、天然水素、温泉、火山、粒状体アナログモデル実験、貯留層・坑井・地上設備のシミュレーション、検層データ解析
資源開発工学
鉱物資源、エネルギー資源、最適化設計、経済性、安全工学、労働衛生、 通気・空調、CO2地下貯留、水素利用安全、微生物
岩盤・開発機械システム工学
岩盤工学、地圏開発システム工学、地球環境適応型ジオメカニクス
資源処理・環境修復工学
資源処理工学、資源リサイクル、バイオレメディエーション、ジオミ メティクス、バイオミネラルプロセッシング、高度資源処理技術の開発
エネルギー資源工学
天然水素、地熱、地中熱、石油・天然ガス貯留層工学、最適化


























