2021年に設立したBeCATでは、デザインとエンジニアリングを融合した社会実装を進めています。
国際的にも活躍する建築設計分野の実務家教員を中心に、環境・構造シミュレーション・都市計画等を専門とする教員や地域の建築家が参画し、大学の知見を活かした実験的プラットフォームとなっています。
活動は、地域・企業の課題(資源循環、廃材・副産物の利活用、空き家・リノベーション、環境配慮建築、太陽熱利用等)を起点に、シミュレーション/環境解析→設計→実装→実測・検証までを一貫して行う点に特徴があります。社会実装に際しては、企業単独では取り組みにくい実験性を重視し、社会課題と大学の研究成果を結びつけることを目的としています。
具体例として、糸島地域の牡蠣殻処理問題を起点とした牡蠣殻ブロックの開発・実装、太陽熱を利用した塩づくりの省エネルギー化と象徴的構造物の設計、トルコ地震被災地における仮設住宅地の居場所整備、環境解析に基づく戸建て住宅の設計・建設・完成後の性能検証などに取り組んできました。
修士課程の学生を対象としたBeCATプログラムでは、学生が研究論文と並行してこうしたプロジェクトを進めます。またBeCATでは、一般にも公開されるレクチャーシリーズや国際ワークショップなどにも取り組んで来ました。
これまでの活動を通じて、糸島の地域特性や実績の蓄積、外部発信を通じた相談や人的ネットワークが拡大しており、資源循環から空き家活用・まちづくりまで幅広いテーマに対応しながら、持続可能な社会の実現に向けた道筋をプロジェクトを通じて探っています。




























