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Our Voice九大工学のヒト

日本からたった一歩、されど大きな一歩

工学府土木工学専攻 修士1年岡野 翔大 さん

留学先:国立台湾大学
派遣期間:2023年8月~2025年1月

 

私は修士1年の夏からダブルディグリープログラムを利用して国立台湾大学に留学し、地盤工学を専攻しています。

もともと、外国と比較した日本の産業の強みについて外からの視点で知りたいという思いがあり留学を希望していました。しかし、ちょうどその時期がコロナ禍と重なり、学部では留学することができませんでした。修士に進学するタイミングで研究の担当教員から留学の話を聞き、これはまたとない貴重なチャンスだと考え、留学することを決めました。

国立台湾大学は台湾北部の台北市に位置し、福岡からわずか2時間ほどで到着します。この立地の利点は欧米の大学と比較しても大きいと思います。例えば、工学部の学生は卒業の1年半前の夏休みに就職活動の一環として長期インターンシップに行くことが一般的ですが、台湾からなら問題なく参加でき、さらに留学中の経験もアピールできます。

国立台湾大学の土木工学科ではすべての授業が英語で行われており、学生は英語が非常に堪能です。中国語の能力不足による問題は全くありませんでしたが、初めのうちは自分の発音(いわゆるカタカナ英語)に自信がありませんでした。しかし、ベトナムやインドネシアなどから来た留学生が自国のアクセントで堂々と話しているのを見て、発音の綺麗さではなく態度が重要だと気付き、自信をもって意見を述べられるようになりました。その結果、海外の学会に台湾大学代表として参加したときにはタイの大学の教授から「あなたの研究はとても興味深く、何より発表が良かった。これからも頑張ってください」と褒められました。

また、私が台湾での留学で得た最も価値のあるものは、研究室の友人たちです。彼らは外国人である私を特別扱いせず、よく食事や遊びに連れて行ってくれます。ほとんどのお店が閉まる旧正月の時期には、実家に招待して台湾の伝統的な食事をふるまっていただいたこともありました。彼らとは文化や価値観は異なりますが共通の目標である研究や学業を通じて結びついています。彼らとの交流を通じて、異なる文化や価値観を理解することができ、自分自身も成長することができたと感じています。