研究について教えてください。
私たちの産業や暮らしを支える資源は、地下に存在しています。目に見えない地下を探査して資源を見つけ出すことには、宝探しのような面白さもありますが、限られた期間と予算の中で見つけて掘り当て、何十年間も経済的に生産し続けなくてはならない、厳しい技術的ハードルがあります。この問題に、アナログモデル実験や計算機シミュレーションを用いて取り組んでいます。人工的に生成した模擬フィールドを使って、例えば探査技術の有効性を定量的・統計的に評価できるようにすることを目指しています。
受験生へのメッセージ
皆さんが高校で与えられる多くの問題には明確な答えがあり、予め準備された正解に最短経路で辿り着くことが求められます。一方、大学で取り組む研究は、自ら問いを立てることから始まります。なぜそれを問うのか、何が言えればその問いの答えと言えるのか、その答えにはどうすれば辿り着けるのか、考え抜きます。しかし実際に作業を進めると、ゴールだと思っていたところがゴールでなかったり、思わぬところで新たな発見もあります。大学ではそのような知の探索の世界が、皆さんを待っています。
Profile
松本 光央 准教授
九州大学大学院理学府地球惑星科学専攻博士後期課程修了。出光興産株式会社で地熱資源の調査開発に携わった後、九州大学大学院工学研究院地球資源システム工学部門 助教を経て、2024年より現職。



























