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Innovative Education and Research特色ある教育・研究

流域再生に挑む社会共創型トランスディシプリナリー研究の実践

  • 林 博徳 准教授(工学研究院 環境社会部門)

流域システム工学研究室(林博徳准教授)は、複雑化・高度化する社会課題に対し、学術分野の枠を越え、多様な主体と共創しながら解決を図るトランスディシプリナリー(TD)研究を推進している。
研究者や学生に加え、地域住民、行政、企業、NPOなど、流域に関わるあらゆる主体を対等なパートナーとして位置づけ、現場の知恵と科学的知見を統合することで、実効性と持続性を備えた社会課題解決に取り組んできた。

また、当研究室では、研究・教育・社会実装を切り離すことなく、常に連動させて展開している。
実流域での調査や自然再生の実践を教育の場として活用し、学生が現実の社会課題に主体的に関わりながら学ぶ環境を整備するとともに、その過程で得られた知見を研究成果として体系化し、再び社会へ還元する循環型の活動を実践している。
さらに、成果の創出そのものだけでなく、共創のプロセスにおいて参加者一人ひとりが楽しさや幸せを感じられることを重視している点も特徴である。

人と自然、人と人との関係性を再構築するこうした研究姿勢は、社会共創を重視する九州大学の理念を体現する特色ある研究である。なお同研究室の一連の活動は、環境大臣賞や文部科学大臣賞をはじめ多くの賞を受賞するなど対外的にも高い評価を得ている。

様々な主体と共創し、コンクリートで囲まれた川を自然豊かな里川に再生した(福岡県福津市 上西郷川)
川や自然環境、生物の魅力を共有するための教育活動を展開。受益者はこれまでに15000人以上にのぼる。