Overview ダブルディグリーとは
ダブルディグリープログラムは、学生が二つの異なる大学(母校と他大学)で学ぶことができる教育プログラムです。
ダブルディグリーによる留学と通常の学位留学の違いは、ダブルディグリープログラムでは、学生は母校に在籍しながら他大学にも同時に在籍し同時に二つの大学から学位(通常の留学で得られる学位と同じです)が取得できる点にあります。
それぞれの大学で別々に学位を取得する場合に比べて、必要とする時間が通常大幅に短縮できます。
加えて通常の留学と大きく異なるのは、留学先の指導教員と母校での指導教員の間に密接な連携関係があることです。このため通常の学位留学の場合のように、留学先の様子がよくわからないままに留学した結果、ミスマッチが生じたり、問題を相談できずに一人で悩む、などの心配はありません。
Bandung Institute of Technology バンドン工科大学
バンドン工科大学と九州大学は2014年よりダブルディグリーの協定を結んでいます。
九大とバンドン工科大学の大学院修士課程に通算3年間在籍し、両大学の修了要件を満たすことにより両大学から修士号を取得することが可能です。
インドネシアは金やレアメタルおよびレアアースなどの鉱物資源、石炭、石油・天然ガスならびに地熱などの地下資源が豊富であり、バンドン工科大学における教育ではそれらの資源フィールドを活用した現場教育が積極的に取り入れられています。すなわち、バンドン工科大学では、地下資源に乏しい我が国では経験できない、フィールドを生きた教材として活用した学びを通して、九大で修得した知識の現場における応用力を身に付けることができます。
また、インドネシアの資源フィールドで得られた鉱物試料や現場データを九大の最先端の分析装置やシミュレータに適用することにより、研究をさらに深めることが可能です。
バンドン工科大学における教育および研究はすべて英語で展開されるため、本ダブルディグリープログラムに参加する九大生は英語のスキルアップが期待でき、さらに異文化圏の大学において現地の教職員や学生との交流を通じてコミュニケーション能力や異文化相互理解などの国際性も身に付けることができます。
バンドン工科大学の修士課程は九大と同様2年間であり、1セメスターあたり46時間の学習により1単位が認定されるなど、九大とほぼ同様の単位制度(九大は45時間で1単位)を採用しています。
そのため、両大学間の単位互換もしやすく、ダブルディグリー生は留学先で講義の履修だけでなく、受け入れ教員の指導の下での研究活動にも十分な時間を充てることができます。
また、バンドン工科大学は2月~6月と9月~1月の2セメスター制が採用されており、九大生は修士課程1年次の夏学期終了後の8月下旬に渡航します。
約1年間の留学期間中に、修士論文を除く修了要件(30単位以上)を満たして帰国します。修士課程の3年目に英語で作成した修士論文を両大学に提出し、それぞれで試問を受けた後、両大学から修士号が授与されます。

2014年からこれまでに3名の九大生ならびに5名のバンドン工科大学の学生が本プログラムに参加して両大学から修士号を授与されています。
●お問い合わせ先
地球資源システム工学部門事務室:office(at-mark)mine.kyushu-u.ac.jp
※(at-mark)を「@」に置き換えてください。


Gadjah Mada University ガジャマダ大学
ガジャマダ大学と九州大学は2015年よりダブルディグリーの協定を結んでいます。
九大とガジャマダ大学の大学院修士課程に通算3年間在籍し、両大学の修了要件を満たすことにより両大学から修士号を取得することが可能です。
ガジャマダ大学があるジョグジャカルタ市はインドネシア・ジャワ島の中部南岸に位置しており、地熱資源をはじめとした資源に関連するフィールドが多く存在しています。
そのためガジャマダ大学では、地球資源工学に関わるフィールドワークに根ざした実学教育が展開されており、基礎知識を修得している九大からの派遣学生は、九大で学んだ知識とフィールドにおける実用技術との関連性をより深く理解することができます。
また、多様な地質構造や開発形態のフィールドに赴いて現地で研修を受けることにより、多種多様な現場において、それぞれの現場の状況に応じた的確な課題解決能力を身に付けることができます。
一方、九大では、最新の分析機器や実験装置を駆使した高精度な分析および実験技術の修得を目的とした講義や、先駆的なソフトウェアを駆使した地質データの解析手法、ならびに地質モデリングおよび数値シミュレーションによる地質・資源評価手法に関する講義が用意されており、ガジャマダ大学からの派遣学生は、地球資源工学分野における先駆的な知識と技術を修得することができます。
このように、本ダブルディグリープログラムでは、両大学の特長を生かして、地球資源分野において必要な知識とスキルを幅広く修得することができます。
ガジャマダ大学の修士課程は九大と同様2年間であり、1セメスターあたり46時間の学習により1単位が認定されるなど、九大とほぼ同様の単位制度(九大は45時間で1単位)を採用しています。
そのため、両大学間の単位互換もしやすく、ダブルディグリー生は留学先で講義の履修だけでなく、受け入れ教員の指導の下での研究活動にも十分な時間を充てることができます。
また、ガジャマダ大学は2月~6月と9月~1月の2セメスター制が採用されており、九大生は修士課程1年次の夏学期終了後の8月下旬に渡航します。
約1年間の留学期間中に、修士論文を除く修了要件(30単位以上)を満たして帰国します。修士課程の3年目に英語で作成した修士論文を両大学に提出し、それぞれで試問を受けた後、両大学から修士号が授与されます。

●お問い合わせ先
地球資源システム工学部門事務室:office(at-mark)mine.kyushu-u.ac.jp
※(at-mark)を「@」に置き換えてください。

National Taiwan University 国立台湾大学
九州大学と国立台湾大学は2023年よりダブルディグリーの協定を結んでいます。
分野に限らず、土木工学専攻のすべての研究室の学生が参加可能です。両大学の教員間、共同研究の長い歴史があり、指導教員の連携が取れています。
九州大学と国立台湾大学の大学院に通算3年間在籍することにより、両大学から修士号を取得することが可能です。二つの異なる国の大学の修士号を取得するだけでなく、アジアの異なる文化圏で高等教育を受けることで、これからの国際舞台で活躍できる高度な能力を備えた人材を育成することを目指しています。
国立台湾大学に検定料、入学料および授業料を支払う必要はありません。修士論文は九大で作成(英文)し、国立台湾大と九大のいずれかで試問を受けます(双方の指導教員は必ず参加)。
国立台湾大学の修士課程は九大と同様2年間ですが(博士課程は通常3-4年間)、九大と比べるとClassworkに重点が置かれていて、Classwork-orientedの傾向が強く、講義内容もケーススタディや実習を多く取り込んだものになっています。一方、九州大学の修士課程では研究に携わる時間が多くResearch work-orientedの傾向が強く、セミナーとディスカッションが比較的多く、自主的な研究活動や論文執筆に多くの時間が割かれています。
DDP派遣が決まった学生は、大学院修士課程1年目の前期を九大で過ごし、8月下旬のNTUでのオリエンテーションに間に合うように渡航します(英語能力向上のための事前講義の受講を指示された学生は8月中旬頃)。それから、2-3セメスター(最低2セメスター、3セメスターを推奨)の期間にNTUで講義を受け、所要単位を取ってから帰国し、九大での修士課程を再開します。九大での修士課程1年生として、夏から冬の期間に戻ることになり、インターンの参加などの就活等について遅れをとる心配はありません。修士課程2年次(3年目)に九大で修士論文の試問を受けます(NTUの指導教員も参加)。 両大学の修了単位をすべて揃え、試問に合格し論文を提出すれば、両大学から学位記が授与されます。

●お問い合わせ先
工学系国際推進室:kotio(at-mark)jimu.kyushu-u.ac.jp
※(at-mark)を「@」に置き換えてください。


























